
今回は、Stable Diffusionを動かすために必要なパソコンのスペックと、購入費用の目安を解説します。
2026年現在、PC価格はAI需要によるメモリ・GPU不足の影響で大幅に値上がりしています。
- 「どのくらいのスペックが必要なの?」
- 「いくらかかるの?」
- 「クラウドサービスと比べてどちらがお得なの?」
この3点を実例とデータをもとにわかりやすく解説します。
そんなに重要なの?


はい、スペックが低いと生成スピードに大きく影響します
Stable Diffusionはオープンソースのソフトウェアで、無料で使用できます。
ただ、それなりのスペックが無いと画像の生成スピードに影響があります。
そこで、じくちよの持っているパソコンのスペックを紹介しながら解説します。
また、購入費用も解説します。
じくちよの所持しているパソコンのスペック

まず、じくちよが所持しているパソコンのスペックです。
購入先:ドスパラ
Windows 10 Home
CPU:Intel® Core(TM) i7-9700K 3.60GHz
RAM:32.0GB
GPU:NVIDIA GeForce RTX 2070


パソコンを買うきっかけは何だったの?


もともとはゲームがしたくて購入しました。 2019年当時で本体+モニター約24万円です
パソコンを購入したのが2019年で、ゲームをしたかったという単純な理由でした。
パソコンに関しては素人でしたのでスペックが良いでろうと思ったものを適当に選んでました。
Stable Diffusionに必要なスペックの目安
Stable Diffusionのスペック要件は「最低・推奨・快適」の3段階で考えると整理しやすいです。
特に重要なのはGPUのVRAM(グラフィックメモリ)容量です。
VRAMが少ないと生成できる画像サイズが制限されたり、エラーが出たりします。
| レベル | GPU例 | VRAM | RAM | 目安価格 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 最低限 | GTX 1660 / RTX 3060 | 6〜8GB | 16GB | 〜15万円 | 小サイズ生成のみ可 |
| 推奨 | RTX 4060 Ti / 4070 | 12〜16GB | 32GB | 20〜30万円 | 標準的な使い方に対応 |
| 快適 | RTX 4070 Ti / 4080 | 16〜24GB | 32〜64GB | 35万円〜 | 高解像度・高速生成が可能 |
※ 2026年4月現在の価格目安です。GPU価格は今後さらに上昇する見込みです(後述)。
VRAMが足りないとどうなる?
Stable DiffusionはGPUのVRAM(グラフィックメモリ)を大量に使います。
VRAMが不足すると以下の問題が起きます。
- 大きいサイズの画像が生成できない
- 生成中にエラー(CUDA out of memory)が発生する
- 1枚あたりの生成時間が大幅に伸びる
じくちよの環境(RTX 2070 / VRAM 8GB)では縦752×横512・ステップ40の条件で約13秒/枚という結果でした。
VRAM 12GB以上のGPUならさらに高速・高解像度での生成が可能です。
じくちよの所持しているパソコンはいくらで購入した?

購入金額の明細は捨ててしまいましたが、記憶では本体とモニター込みで約24万円(税込み)です。
モニターが3万円としても、本体は約21万円(税込み)です。
21万円って高くない?


当時は「ゲームを快適に遊びたい」という目標があったので 思い切って購入しました。結果的にStable Diffusionにも使えています。
購入当時は、
- 遊びたいゲームがどうしてもやりたかった
- 遊びたいゲームの要求スペックをクリアする必要があった
- ストレスなくゲームをやりたかった
ということもあり、思い切って購入しました。
PC価格は今後さらに上がる?最新の価格動向
じくちよが2019年に購入したときは本体+モニターで約24万円でした。
しかし2026年現在、同等スペックのPCは30万円以上が相場になっています。
この価格上昇の主な原因はAI需要によるメモリ・GPUの世界的な供給不足です。
下のグラフは2022年〜2026年のゲーミングPC(BTOパソコン)価格の推移と、今後の予測をまとめたものです。
【グラフのポイント】
・2022〜2023年中頃:2021〜2022年に中国がマイニングを規制・禁止したことで中古GPU・新品GPUが市場に放出され需給が緩和。加えてEthereumのPoS移行(2022年9月)によるマイニング需要の消滅、NVIDIAの在庫過多も重なり、2022〜2023年にかけて価格が下落し、相対的な買い時となった
・2023年末〜: 生成AI需要の急拡大によりハイエンドGPUの需要が急増したことが最大の要因とみられる。米国の対中輸出規制(2023年10月強化)も需給に影響した一因ではあるが、AI需要の爆発的拡大が価格高騰の大きな要因の一つと考えられている
・2025年初〜:RTX 5000シリーズの発売直後から日本国内で品薄が深刻化。世界的なメモリ(GDDR7)不足が一因との見方があり、エントリーからハイエンドまで全性能帯で価格が上昇した
・2025年末〜:AIデータセンター向けHBM需要の急増により汎用DRAMの生産ラインが圧迫された結果、PC向けDRAM・NANDフラッシュ(SSD)価格が2025年第4四半期から急騰。メモリはPC価格の重要な構成要素であるため、上昇はBTOゲーミングPC全体の価格にも波及しやすく、実際に全性能帯で価格上昇が確認されている
・2026年以降(点線):AI需要の長期化とメモリ供給制約を背景に、ゲーミングPC価格の高止まりが続くと複数のアナリストが見込む。ただしこれはあくまで予測であり、AI投資の減速や半導体の新規供給能力の急拡大などにより、下落に転じる可能性も否定できない
TrendForce(2026年2月修正値)によると従来型DRAMは前四半期比90〜95%上昇、PC DRAM単体では100%以上の上昇と予測(各社で幅あり)。Counterpoint Research(同2月)は80〜90%上昇を確認しており、各社の数値に若干の幅がある。
S&Pグローバル・レーティング、DigiTimes、TeamGroup等の複数機関は供給正常化を2027〜2028年と予測。ただしSK Hynixの親会社SKグループ会長は2030年まで続く可能性を示唆しており、予測には幅がある。
出典:Counterpoint Research(2026年2月)、TrendForce、
セミコンポータル「メモリ価格が2026年第1四半期に予想外の前期比倍増」(2026年2月10日)
PC購入とクラウドAIサービス、どちらがお得?
「高いPCを買わなくても、クラウド型のAI画像生成サービスを使えばいいのでは?」
という疑問はもっともです。
実際に月の利用時間ごとにコストを比較してみました。
下のツールでスライダーを動かすと、あなたの使い方に合ったコスト比較ができます。
【このツールの見方】
・スライダーを左右に動かすと、月の利用時間に応じたコストが自動で計算されます
・棒グラフが長いほど月額コストが高いことを意味します
・「最安より+◯◯円高い」の表示で、最安プランとの差額が一目でわかります
・PC購入の場合は「初期費用(一括)」の欄も必ず確認してください
なお、ConoHa AI Canvasはじくちよブログでも提携しているサービスです。
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まとめ

今回は、Stable Diffusionを使うためのパソコンのスペックと費用について解説しました。
【この記事のまとめ】
・VRAMは最低8GB、できれば12GB以上を目安にする
・じくちよの環境(RTX 2070 / VRAM 8GB)では約13秒/枚で生成可能
・2026年現在、PC価格はAI需要によるメモリ不足で大幅に値上がり中
・エントリークラスで約23万円、ミドルクラスで約35万円が現在の相場
・価格高騰は2027〜2028年まで続く見込み(各市場調査より)
・月10時間以下の利用ならクラウドサービスの方がコスパが良い場合が多い
高性能PCなしでStable Diffusionを試してみたい方は、クラウド型のConoHa AI Canvasから始めるのも一つの選択肢です。
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