今回は、落書きからAI生成するとどうなるかを解説します。
例えば、こんな感じ。
ふざけてる?
いえ。これでも良い感じの画像が生成できますよ
このように、元の画像から新たな画像を生成することを"Image to Image"とか"i2i"といいます。
どうやって使う?
落書きを用意する
まず、落書きを用意します。
どんなアプリを使用しても大丈夫です。
Windowsにある「ペイント」を使用してもOKです。
最初にお見せした画像もペイントを使用して作成しました。
NovelAIに貼り付ける
作成した画像をNovelAIにドラッグ&ドロップするか、
下のアイコンをクリックして、画像を選びます。
設定を変える
画像を貼り付けると下のような変化が出てきます。
今回は、「強度」と「ノイズ」について解説します。
強度
強度は、簡単に言うと元の画像をどれだけ崩すかという数値で
強度数値を大きくすると、元の画像の原型が無くなります。
なお、強度数値を大きくするほどAnlasは多く消費します。
Opusプランでは、規定サイズの画像を生成する場合、Anlasは消費されない
Anlas:NovelAI上の仮想通貨みたいなもの
ノイズ
ノイズはもともと「不要な情報」という意味合いでして
簡単に言うと、なんか付け足してくれるという感じでしょうか。
ただ、強度の数値が0に近い状態で
ノイズの数値を大きくしても変化はありません。
ある程度強度の数値が大きくないと変化が起きません。
ノイズの数値の大小は好みかもしれないです。
ノイズの数値の大小でAnlasの消費量は変化しません。
実際に生成してみた
あれこれ言わずにやってみたほうが早いので
どんな数値だとどうなるかをお見せします。
i2iする元の画像は下の通りです。
どの画像も
プロンプト
{{{Male,boy}}}, smiling, pink hair, blue eyes
除外要素
{{{girl}}},lowres, bad anatomy, bad hands, text error, missing fingers, extra digits, fewer digits, cropped, worst quality, low quality, standard quality, signature, watermark, username, blurry,
としています。
強度 0.5、ノイズ 0
強度0.9、ノイズ0の場合は下の画像の通りです。
元の画像の気配は残りつつ、良い方向に向かっています。
強度 0.5、ノイズ 0.9
強度0.9、ノイズ0の場合は下の画像の通りです。
個性が強くなった感があります。
強度 0.9、ノイズ 0
強度0.9、ノイズ0の場合は下の画像の通りです。
強度0.5よりも元の画像の気配が無くなりました。
足がない画像が生成されるパターンがあります。
強度 0.9、ノイズ 0.9
強度0.9、ノイズ0の場合は下の画像の通りです。
ノイズ0の時と変わらないような…
強いて言えば、肌の色に違いが出るパターンがあるかな?
強度 0.99、ノイズ 0.99
強度、ノイズともに最大数値で生成してみました。
元の画像の要素はほぼ無いです。
強度を小さくすると変化がない
強度の数値を小さくして生成してみましたが、
大きな変化はなく、ほぼ元の画像と同じでした。
まとめ
落書きからでも良い感じの画像は生成されます。
Opusプランであれば、画像サイズによりAnlasを消費せずにどんどん生成できます。
こんなポーズが欲しいなといったイメージも、
落書きを用いれば生成することができます。
皆さんも落書きを用意してチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
以上です!