
今回は、AI画像生成ツール「Stable Diffusion」を使って、脚の動き・位置・状態のプロンプトを20個ご紹介します。
副業でAIイラストを活用したい方や、クリエイター活動を支援するための素材を探している方にも役立つ内容です。
脚のポーズはキャラクターの雰囲気や構図に影響を与える重要な要素です。
画像販売サイトでの素材提供や、ブログ運営におけるビジュアル強化にも活用できます。
ちょっとした違いで印象が大きく変わるため、ポーズ表現にこだわりたい方にとっては必見の内容です。
- 座っているポーズにしたい
- 脚を交差させたい・曲げたい
- 動きのある脚ポーズを加えたい
そんな悩みを解決するヒントになるプロンプトを、作例付きでご紹介します。
使用するモデルは、betterboys25Dです。
今回紹介するプロンプトから次のようなことがわかります。
- 生成されるプロンプトがどのような脚の動き、位置、状態であるかわかる
- プロンプト次第で脚の動き、位置、状態を変えることができる
- 画像生成するときのヒントになる
立っているだけ(standing)は一覧の対象外とします
使用したプロンプトは次のとおりです。
使用プロンプト
(○○○○○○:1.3),(detailed perfect handsome young face),detailed background,crystal clear,High Resolution,8k,detailed eyes,masterpiece,best quality, solo focus,(20 years olds boy:1.3),(male:1.3),polo shirt,pants

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spread legs:開脚

開脚ポーズ(spread legs)は、自然体でリラックスした印象を与えたい場面などで活用されることがあります。椅子に座る構図やカジュアルな服装と組み合わせると、落ち着いた雰囲気を表現しやすくなります。
Stable Diffusionで使用する際は、「sitting on chair」や「relaxed pose」といった補助的なキーワードを加えることで、より安定した出力が期待できます。
無理に強調する必要はありませんが、全体の構図に合わせてさりげなく取り入れると、程よい抜け感や雰囲気の演出に役立つ場合があります。
leg up:片足を高く上げる

「leg up」は、片足を大きく上げたポーズを指し、柔軟性や軽やかさを表現したい場面で使われることがあります。バレエや体操のようなモチーフとも相性がよく、シルエットの印象を変えるアクセントになります。
Stable Diffusionで取り入れる際は、「leg up」「high kick」などのキーワードに加えて、「graceful」「elegant」「standing pose」などを補助的に加えることで、自然でバランスの良い出力が期待できます。
あくまで構図の一要素として、主張しすぎない形で取り入れると、動きのある雰囲気や美しさの演出に役立つことでしょう。
raise one leg:片足を上げる

「raise one leg」は、片足を少し上げた姿勢を表すプロンプトで、歩き出す前や軽く動きを見せたいシーンに活用できる可能性があります。ポーズに少し変化を加えたいときに、参考になるかもしれません。
英語では他に「one leg lifted」などのキーワードが使われており、「walking」「casual」「natural pose」などを組み合わせることで、より穏やかな雰囲気が演出されることもあります。
大きな動きではなく、自然な立ち姿にさりげないアクセントを加えたい場面で、活用を検討してみても良いでしょう。
lunge:片膝を曲げて前に出す

「lunge」は片膝を前に出して屈伸するようなポーズを指し、運動やストレッチのシーンを連想させる構図に適していることがあります。立ち姿に少し動きを加えたいときに検討してみてもよいかもしれません。
プロンプトとしては「forward lunge」「bent knee pose」なども使われることがあり、背景や表情との組み合わせによって雰囲気はさまざまに変わります。
あくまで使い方や構図の意図によりますが、身体の向きや足の位置にアクセントを加えたい際などに試してみる価値がありそうです。
high kick:ハイキック

「high kick」は脚を大きく上げた動きのあるポーズを指し、元気さやアクティブな雰囲気を演出したい場面に適していることがあります。スポーティーな表現や躍動感を出す構図を考える際に、検討してみてもよいでしょう。
プロンプトとしては、「leg raised high」「dynamic pose」なども使用されます。服装や背景と組み合わせることで、自然な演出やコミカルなアクセントとしても応用可能です。
ポーズとしては少し大きな動きになるため、使いどころは限られるかもしれませんが、印象に残るカットを狙いたいときの参考になる場合もあります。
low kick:ローキック

「low kick」は脚を軽く前方に出したポーズで、比較的自然で日常的な動きのひとつです。脚の角度が控えめで、バランスよく収まるため、人物全体の動きにさりげないリズムを加える役割もあります。
プロンプトとしては「leg forward」「subtle motion」なども使用され、スポーティーな印象やカジュアルなシーンの演出にもなじみやすいです。
高い動きよりも控えめな表現を取り入れたい場合や、自然なポージングを意識したい場面で参考になりそうです。
muscular legs:筋肉質な脚

「muscular legs」は、脚のラインに適度な筋肉の張りやボリューム感が表現された状態を指します。全体的に健康的で引き締まった印象となり、見る人にアクティブさや安定感を感じさせます。
プロンプトでは「athletic build」「toned thighs」なども使われ、スポーツや日常の立ちポーズにも自然に馴染みます。
脚のフォルムに少し強さや存在感を加えたい場面で参考になるスタイルです。
toned legs:引き締まった脚

「toned legs」は、ほどよく筋肉がつき、引き締まった脚を表現したいときに使われるプロンプトです。華奢すぎず、過度にマッチョでもない、バランスの取れた健康的な印象を目指す際に適しています。
使用されるプロンプト例としては「fit body」「defined thighs」などが挙げられます。軽やかな雰囲気のある衣装やポーズにもよく合い、日常風景やカジュアルなシーンに活用しやすい特徴があります。
全体の雰囲気を崩さず、自然な体型表現を加えたいときの参考になります。
walking on water:水上を歩く

「walking on water」は、幻想的な表現を取り入れたいときに使われるプロンプトです。人物が水面を歩いているように見えるシーンを演出でき、現実離れした印象や静かな不思議さを持たせたいときに活用できます。
プロンプト例には「barefoot」「reflection」「gentle ripple」などが挙げられます。透明感のある水や自然の光との組み合わせで、柔らかく神秘的な雰囲気を持つ作品づくりが可能です。
やや抽象的なテーマですが、ナチュラルかつ幻想的な構図を作る際に一つの参考になります。
walking on sandy:砂上を歩く

「walking on sandy」は、人物が砂の上を自然に歩いているようなシーンを表現したいときに使われるプロンプトです。海辺や砂浜などのロケーションに適しており、開放的で穏やかな雰囲気を演出できます。
「sand」「barefoot」「shore」「beach」「casual walking」などのキーワードと組み合わせることで、自然なポーズと風景が調和した柔らかい印象の作品を生成しやすくなります。
リラックスした雰囲気や夏らしさを描きたいときなど、日常的な背景演出としても期待できるプロンプトです。
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walking on ice:氷上を歩く

「walking on ice」は、氷の上を歩くようなシチュエーションを表現するためのプロンプトです。背景に氷原や氷河、凍った湖などを設定することで、寒冷地や幻想的な冬の世界を描き出すことができます。
人物の服装に「winter coat」「boots」「scarf」などを組み合わせると、より現実的かつ季節感のある仕上がりになります。逆に「polo shirt」「shorts」などを避けることで、下の画像のように違和感のない自然なシーンが構築されます。
静けさや孤高感を演出したいときや、冬の物語的な場面作りにぴったりの表現ですが、温度感を意識した演出がポイントになります。

walking on snow:雪上を歩く

「walking on snow」は、雪景色の中を歩く人物シーンを表現する際に活用できるプロンプトです。背景には白銀の森や雪道、静かな雪原などを設定することで、冬の雰囲気が自然に広がります。
服装については、できるだけ現実的な防寒要素(「winter jacket」「gloves」「boots」など)を含めると、下の画像のように違和感のない表現になります。デフォルトの服装(「polo shirt」「pants」など)が指定されている場合は、プロンプト内で差し替えるとより自然です。
静かな冬の散歩、孤独な旅人の演出などにも適しており、情緒的なシーンを作るのに向いています。雪のテクスチャや陰影も加えると、より立体的な描写が可能になります。

座位での脚の動き、位置、状態のプロンプト一覧
squatting:しゃがんだ姿勢

「squatting」は、人物が膝を曲げて低い姿勢になっている状態を描写する際に使用するプロンプトです。日常的な姿勢から、スポーツやストレッチ、あるいは街角での何気ないシーンまで、幅広い用途に対応できます。
今回のように両手を膝に置いた姿勢では、落ち着いた雰囲気やリラックス感が表現される一方、「手を顔に置いたスクワット」のようなスタイルを望む場合は、次の項目にあるようにプロンプトに「hands on face」や「head resting on hands」などの指定を加えるとより目的に近づきます。
背景や衣装の調整を通して、ストリート風やカジュアル、ポートレート風などにもアレンジ可能です。
squatting, hands on head:スクワットをする

「squatting, hands on head」は、しゃがんだ姿勢で両手を頭の上に置く構図を再現したいときに有効です。少し緊張感や思索的な雰囲気、あるいは一息ついているような自然体の表現にも使えます。
手の位置や角度によって印象が大きく変わるため、今回のように片手の位置が微妙なケースでは、「both hands on top of head」や「fingers interlocked behind head」など、より具体的な表現を加えると安定した構図が期待できます。
人物の衣装や背景との組み合わせ次第で、スポーティーな雰囲気やストリート感のあるシーンにも応用可能です。表現したい印象に合わせて微調整してみてください。
bent knees:膝を曲げる

「bent knees」のポーズは、膝を深く曲げた状態で腰を落とし、落ち着いた印象を与える姿勢です。見た目としては「squatting(しゃがむ)」とほぼ同様の構図となるため、プロンプトの使い分けにはやや注意が必要です。
膝を曲げることがメインの意図であれば、「bent knees」でシンプルに指定できますが、よりしゃがみ込んだ雰囲気やポーズにこだわりたい場合には「squatting」や「crouching」などのプロンプトとの併用が効果的でしょう。
衣装や背景次第で、やんちゃさ・控えめさ・リラックス感など幅広い印象に応用できます。ご希望のイメージに合わせて微調整してみてください。
one knee:片膝をつく

「one knee」のポーズは、片膝を地面につける姿勢で、動きの前後や一時的な静止を感じさせるシーンに適しています。静かにしゃがむ「squatting」とは異なり、意志や目的を感じさせる構図になることもあります。
地面との接地面が多いため、服装に汚れの影響が出にくいように、衣装選びや背景設定には少し気を配ると安心です。
物を拾う、話を聞く、祈る、見守るなど、キャラクターの立場やシチュエーションの演出に活用しやすいポーズです。落ち着いた雰囲気づくりにおすすめです。
Sitting with legs crossed:座って脚を組む

「脚を組んで座る」ポーズは、リラックスした姿勢や控えめなカジュアル感を演出したいシーンに適しています。室内での会話シーンや落ち着いた場面に多く見られ、姿勢によっては知的・上品な印象を与えることもあります。
AI生成では脚の重なりやバランスの調整が難しいです。膝の向きや足先の配置などを丁寧に整えることが、成功率を高めるポイントになります。
自然体な演出に向いており、椅子やソファなどの小道具との相性も良いポーズです。やや難度はありますが、試してみる価値はあります。
失敗する確率が9割です
sit in a kneeling position:正座をする

正座のポーズは、日本の伝統文化や礼儀正しさを表現する際に使われることが多いです。畳や和室といった背景と組み合わせることで、より自然な仕上がりになります。
AI画像生成では、足の重なりや膝下の処理が難しい場合があり、正座を忠実に再現するにはややコツが必要です。ポロシャツや洋風の服装だとやや違和感が出やすいため、和服やシンプルな衣装と組み合わせると、まとまりのある印象になります。
静かで落ち着いた雰囲気を出したいときにおすすめのポーズです。下の画像のように背景とのバランスを整えることで、違和感を減らすことができます。

all fours:四つん這い

四つん這いのポーズは、動きの途中や視線誘導の一環として使われることがあります。元気な雰囲気やユーモラスな構図を取り入れたい場合などに用いられることもありますが、状況や表情によってはやや不自然に映ることもあるため、構成には少し工夫が必要です。
背景を「室内」「ペットと一緒」など日常感のある要素にすることで、違和感が軽減されます。また、衣装もカジュアルなものにすると自然に馴染みやすくなります。
使いどころが難しいポーズではありますが、狙いが明確であれば効果的に活用できます。表情や目線、手足の角度など細かい部分に注意しながら調整するのがポイントです。
sit astride a motorbike:オートバイにまたがる

バイクにまたがるポーズは、アクティブさや日常の一コマを演出する構図としてよく使われます。今回は動き出す前のリラックスした雰囲気が表現されており、乗車中というよりは「少し腰かけている」ような自然な印象です。
背景に「道路」「ガレージ」「自然の中」などを組み合わせると、シーンのリアリティが増し、ストーリー性も引き立ちます。表情や服装にラフさを加えることで、より自然な仕上がりになります。
have one's feet on the couch:ソファに脚を投げ出す

ソファに脚を投げ出すポーズは、リラックスした雰囲気や日常の自然な一コマを表現する構図としてよく使われます。この画像のように脚を前に投げ出し、身体の力を抜いた姿勢は、落ち着いた生活感や親しみやすさを与えてくれます。
ただし、生成時に「脚を伸ばす」イメージが正確に反映されないこともあるため、プロンプト内で「legs outstretched on the couch」や「reclining posture」などを補足するのもおすすめです。
また、服装や表情をカジュアルに整えることで、くつろいだ印象がさらに自然になります。背景に観葉植物やクッションを添えると、生活空間としての演出にも一役買います。
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まとめ

いかがでしょうか?
今回紹介したプロンプトから次のようなことがわかりました。
- 生成されるプロンプトがどのような脚の動き、位置、状態であるかわかった
- プロンプト次第で脚の動き、位置、状態を変えることできた
- 画像生成するときのヒントになった
- AIイラストを活用した副業や、クリエイター支援、画像販売、ブログ運営など、多岐にわたる用途での活用が期待できる
脚の表現に悩んでいる方にとって、今回ご紹介したプロンプトが新たなヒントになれば嬉しいです。
少しの調整でキャラクターの印象が大きく変わるのが、AI画像生成の面白いところです。
ぜひいろいろ試してみてくださいね。
他にも「手のポーズ」「髪型」など、実用的なプロンプト集を多数掲載していますので、よければ併せてご覧ください!
以上です!
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