【作例有】DALL·Eで使える両手ポーズプロンプト20選｜体を触るしぐさ・構図特集

今回は、ChatGPTのDALL·Eを使って“両手で体に触れるしぐさ”を表現するプロンプトを20個ご紹介します。
皆さんは次のようなお悩みをお持ちではないでしょうか？

• 両手を使ったポーズがうまく生成できず、違和感が出てしまう
• 肩・腕・腰など、体のどの部位に手を置くかで印象が変わることに悩んでいる
• 片手では出せない自然な仕草や感情表現を演出したい

今回紹介するプロンプトから次のようなことがわかります。

• 紹介したプロンプトがどのような両手の動きであるかわかる
• プロンプト次第で両手の動きを変えることがわかる

ChatGPTで指示したプロンプトは次の通りです。

○○○○○○の部分に今回紹介するプロンプトが入る

日本語を使用しましたが英語も併せて紹介します。
また、参考としてStable Diffusionでも生成してみました。
それぞれのプロンプトの上の画像がDALL-E、下の画像がStable Diffusionで生成しています。
さらに、実際に生成した画像について補足を添えています。
Stable Diffusionで使用するときの参考にしてみてくださいね。

DALL-Eは無料のMicrosoft Copilotでも生成が可能ですが、商用利用できません。

Stable Diffusionで使用するモデルは、moomooboyslismです。

モデルのダウンロードはコチラ

ポージングの作成に悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。

※この記事ではDALL·Eで使用可能なプロンプトを掲載しています。Stable Diffusionの画像は構図の参考例として掲載しており、完全な再現を保証するものではありません。

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両手で体を触るプロンプト一覧

両手で顔を覆って泣いている人：A person covering their face with both hands and crying

　DALL·Eで生成されたイラストでは、人物がしゃがみ込んだり、肩を震わせたりしながら、全身を使って感情を表現しています。
　特に「泣いている」感情が強調されるよう、目から大粒の涙が溢れ出ていたり、指の隙間から感情がにじみ出るような描写がなされています。
　また、線のタッチや色合いにもイラスト調の温かみが感じられ、ストーリー性のある一瞬が切り取られています。

　Stable Diffusionでは、よりリアルな人物描写が可能で、実写風のタッチで「泣く」しぐさを表現しています。
　特徴的なのは、手で目元を隠しているものの、涙や表情の一部が微かに見える点で、抑えきれない感情の揺らぎが巧みに表現されています。
　背景や衣服も実在感があり、都市の風景や屋内の光景など、日常の中での感情表現が印象的です。

　DALL·Eでは感情を大きく誇張した「全身で泣く」表現が多く、Stable Diffusionでは「静かに涙をこらえる」ような内面的な表現が得意であることがわかります。
　用途や演出意図に応じて、どちらのツールも使い分けることが効果的と言えるでしょう。

両手で頭を抱えて悩んでいる様子：Someone holding their head with both hands, looking troubled

　DALL·Eによるイラストでは、「悩んでいる」「パニックになっている」感情が誇張された表情で描かれています。
　特に、目を大きく見開いたり、口を開けて叫ぶような動作が取り入れられ、視覚的インパクトが強い構成となっています。
　色彩も鮮やかで、背景の線やエフェクトが感情の激しさを助長しています。
　多くのイラストで肩より上の構図となっており、「頭を抱える」ポーズがわかりやすく強調されています。

　Stable Diffusionで生成された画像では、リアルな人間の仕草や表情に重きが置かれています。
　両手で頭を押さえつけるように抱えるポーズとともに、伏し目がちで落ち込んだ表情や、うつむいて座り込むような姿勢から、「深い悩み」や「心の負担」が静かに伝わってきます。
　背景やライティングも自然で、現実味のある心理描写が可能になっているのが特徴です。

　この比較から、DALL·Eは感情を視覚的に誇張して描写するのに長けており、対してStable Diffusionは繊細な心情をリアルに切り取るのが得意であることがわかります。
　キャラクター性を強調したいときはDALL·E、静かな情緒を表現したいときはStable Diffusion、と使い分けると効果的でしょう。

両手で耳を塞いでいる子供：A child covering their ears with both hands

　DALL·Eによるイラストでは、子供が明確に「うるさい音に反応して耳を塞ぐ」動作が誇張されています。
　特に、耳の穴をピンポイントで指で押さえるような描写や、背景に放射線状の線が入ることで「音」を視覚的に強調する演出が見られます。
　表情も怒りや困惑、恐怖などがわかりやすく表現され、コミカルかつ感情が伝わりやすいスタイルとなっています。

　Stable Diffusionでは、実写風のタッチで子供が耳を覆っている姿がリアルに描かれています。
　手の位置が耳全体を包み込むような自然な形になっており、実際の子供が音から逃れようとする瞬間が切り取られたかのようです。
　表情も繊細で、やや不安げな目つきや怯えた様子が強調され、より感情の余韻を感じさせます。

　この比較から、DALL·Eは「表現の記号化と誇張」に優れており、特定の動作や状況を視覚的に強調したい場面で有効です。
　一方、Stable Diffusionは「自然な仕草と心理描写」に長けており、日常の中のリアルな感情表現や繊細な演出に適しています。
　目的に応じて、ツールの特性を活かすことがポイントと言えるでしょう。

両手で首の後ろをマッサージしている人：A person massaging the back of their neck with both hands

　DALL·Eでは、人物の顔が見える正面または斜め方向からの構図で、首の後ろを揉むしぐさが明快に描かれています。
　両手の位置や肩の角度が誇張され、疲労感やストレスを象徴的に伝えるような表現が目立ちます。
　表情には痛みや緊張がにじみ出ており、カートゥーン調のスタイルによって、誰が見ても分かりやすい印象となっています。
　背景もシンプルで、動作のフォーカスが際立っています。

　Stable Diffusionでは、人物が後ろ姿で描かれ、背中や肩、首筋のラインが繊細に描写されているのが特徴です。
　とくに、髪をまとめた女性が背中を見せながら両手で首を支える構図が多く、しなやかで自然な体の動きが再現されています。
　また、衣服を着用していない状態で生成されるケースも多く、肌の質感や光の演出によって、美的かつ静謐な雰囲気が感じられます。

　この比較から、DALL·Eは説明的・記号的なポーズの表現に適しており、見る者に動作の意味を明確に伝えるのに向いています。
　一方で、Stable Diffusionはより写実的で自然な雰囲気の表現が得意で、身体のラインや空気感まで描写したい場合に適しています。
　目的に応じて、演出のテイストや視点の選び方を意識することで、より効果的な画像生成が可能になると言えるでしょう。

両手で胸の前で祈りを捧げる仕草：Gesturing a prayer in front of the chest with both hands

　DALL·Eでは、柔らかな光や神秘的な背景演出とともに、「祈る」という行為が印象的に描かれています。
　特徴的なのは、手を胸の前で組む際の指の組み方のバリエーションで、合掌するように両手を合わせるだけでなく、指を交差させるように組む描写も見受けられます。
　いずれも静けさと敬虔さが漂う構図となっており、人物の穏やかな表情や光のエフェクトが祈りの場面を幻想的に演出しています。

　Stable Diffusionでは、落ち着いた背景と自然なライティングの中で、祈る人のしぐさが丁寧に表現されています。
　人物は目を閉じて精神を集中させている様子や、静かな環境に身を置いて祈りを捧げる様子が多く、実在感のあるリアルな情景として成立しています。
　手をきっちり合わせる場合と、わずかに指先を重ねる程度の自然な仕草の両方が見られ、「祈る」という意味合いに多様なニュアンスが含まれていることがうかがえます。

　この比較から、DALL·Eは「神聖さ」や「象徴性」を重視した祈りのイメージ表現に強く、Stable Diffusionは「静寂」や「心の内面」を感じさせるリアルな描写に秀でているとわかります。
　宗教的、精神的な文脈やシーンに応じて、それぞれの生成特性を活かすことで、より意図に沿ったビジュアルを得ることができそうです。

両手で膝を抱えて座っている：Sitting while holding the knees with both hands

　DALL·Eでは、人物がシンプルな形で「膝を抱えてうずくまる」姿が描かれています。
　イラスト特有の丸みを帯びたデフォルメが施されており、感情としては「不安」「寂しさ」「内向的な心情」などがにじむ構図になっています。
　背景は最小限に抑えられ、ポーズそのものに注目が集まるよう工夫されています。
　人物の目を閉じていたり、下を向いている様子が多く、やさしい色彩とともに静かな印象を受けます。

　Stable Diffusionでは、実在の若者が木の床や窓辺に座り込み、両膝を抱える様子が自然に描写されています。
　感情的には内省的で少し憂いを帯びた表情が多く、照明や背景の雰囲気から「孤独感」や「沈黙」が感じられます。
　また、屋外や屋内の風景をうまく取り入れ、ポーズと空間が調和している点も特徴です。
　指のかかり方や足の角度など、ポーズの再現性は高く、現実的な構図として仕上がっています。

　この比較から、DALL·Eは「感情の象徴化」に長け、キャラクター表現を通じて内面的な感情をわかりやすく伝えることができます。
　一方、Stable Diffusionは「現実の空間に存在する人間の姿」を描くことに強く、物語性のある一枚を作り出すのに適しています。
　感情の種類や使用目的に応じて、どちらを用いるかを選ぶことが良さそうです。

両手でお腹をさすっている妊婦：A pregnant woman rubbing her belly with both hands

　DALL·Eによるイラストでは、妊婦が両手でお腹を包み込むようにさすりながら、やさしく微笑む姿が印象的に描かれています。
　背景にはハートマークや室内の小物が添えられ、温かく穏やかな雰囲気を演出しています。
　特に目を閉じていたり、少し顔を伏せた姿勢など、母性や幸福感が視覚的に強調されており、キャラクター性の高い表現が特徴です。

　Stable Diffusionでは、現実の妊婦の姿を写し取ったかのようなリアリティのある描写が際立っています。
　自然光が差し込む室内や、落ち着いた木の空間を背景に、妊婦が静かにお腹を撫でる様子が柔らかく再現されています。
　表情は穏やかで、未来への期待や深い慈しみが感じられ、手の形や姿勢の自然さにも高い再現性が見られます。

　この比較から、DALL·Eは「感情の象徴表現」や「かわいらしい世界観の演出」に強く、親しみやすいイラスト表現に適しています。
　一方で、Stable Diffusionは「人間らしい体のラインや表情の微細な動き」に優れており、リアルな生活シーンや感情の機微を表現するのに適しています。
　妊婦の「ぬくもり」や「安心感」をどのように伝えたいかによって、ツールを使い分けると良いでしょう。

両手で髪を整えている女性：A woman fixing her hair with both hands

　DALL·Eによるイラストでは、髪を両手で束ねたり、耳にかけたりするポーズが多く見られ、髪を整える動作が自然かつ魅力的に描かれています。
　特に目を引くのは、キャラクターの表情や髪のボリューム感の豊かさで、前髪や後ろ髪の動きにも動的な美しさが表現されています。
　また、髪がすでに結ばれている状態で整えているような描写もあり、日常の中の何気ない一瞬を丁寧に切り取ったような印象を受けます。

　Stable Diffusionでは、自然光の中で髪を整えるリアルな女性の姿が描かれており、表情や指先の動きに繊細なディテールが込められています。
　背景には窓辺や室内の様子があり、日常的な雰囲気の中での「髪を整える」しぐさが生活感と共に伝わってきます。
　長い髪を持つ人物が多く、左右非対称な髪の整え方や、髪を耳にかける微妙な動きまで、高い再現度で表現されています。

　この比較から、DALL·Eはキャラクター性を重視しつつも表現豊かな髪型の描写が得意で、アニメ的・物語的な世界観にマッチします。
　一方で、Stable Diffusionは現実の女性のしぐさや自然な美しさを丁寧に写し取るのに優れており、ライフスタイルやポートレート系の表現に適しています。
　髪型のスタイルや演出意図に応じて、使い分けると表現の幅が大きく広がることでしょう。

両手で口を押さえて笑っている：Laughing while covering the mouth with both hands

　DALL·Eによるイラストでは、笑いが抑えきれない様子を誇張した描写が特徴です。
　特に、大きく開かれた口を無理に手で覆おうとする動作や、肩をすくめる仕草、涙を流しながらの大笑いなど、「おかしくてたまらない」という感情が前面に出ています。
　手の位置もバリエーションが豊かで、指の間から表情が見えるような構図も見られ、ユーモアとエネルギーに満ちた演出が目を引きます。

　Stable Diffusionでは、現実感のある女性が両手で口元を隠しながら笑う姿が自然に描写されています。
　手の位置にはわずかな空間があり、完全に覆い隠すというよりは、笑いをこらえるような仕草として表現されています。
　表情には柔らかさや照れくささがあり、静かな中にも楽しげな雰囲気が漂います。
　背景や光の演出も日常的で、あたたかい場面を切り取ったような印象を与えます。

　この比較から、DALL·Eは「感情の爆発的な表現」に長けており、コミカルで印象的なシーン作りに向いています。
　一方、Stable Diffusionは「日常の微笑ましさ」や「抑えた喜び」のような繊細な感情描写が得意です。
　笑いの種類や場面の雰囲気に応じて、使い分けることで効果的なビジュアル表現が可能になるでしょう。

両手でお腹を抱えて笑う人：A person laughing and holding their stomach with both hands

　DALL·Eでは「お腹を抱えて笑う」という指示に対して、実際には胸元あたりを押さえながら大笑いするようなポーズで生成される傾向が強く見られました。
　特に、頭を大きく後ろに反らし、口を限界まで開けて爆笑するという「誇張された表現」が際立っており、マンガやアニメでよく見られるような強い感情表現が特徴的です。
　背景や服装はシンプルで、感情の動きにフォーカスした構図が印象的です。

　Stable Diffusionでは、プロンプト通りに「お腹を押さえて笑っている」姿が再現されています。
　手はお腹のあたりにしっかり添えられており、顔には笑顔が広がっています。
　背景には雪景色や街中、室内などが写り込んでおり、日常の中でふとした瞬間に笑いがこみ上げたようなリアルさが魅力です。
　また、笑いの強度も控えめから爆笑気味まで幅があり、状況に応じた感情の揺らぎが表現されています。

　この比較から、DALL·Eは「感情の誇張描写」に優れ、マンガ的で強い印象を与える構図に適しています。
　一方、Stable Diffusionは「自然な笑顔」や「日常的なシーンの再現」に長けており、リアリティと親しみを伴った描写が得意です。
　笑いの種類や用途に応じて、どちらのツールを使うか選ぶことで、より効果的なビジュアル制作が可能となるでしょう。

　両手のしぐさをより印象的に見せたい方は、カメラアングルや構図を工夫するのも効果的です。視点を変えるだけで、同じポーズでも雰囲気がガラッと変わります。

　また、帽子や眼鏡などのアクセサリーを組み合わせることで、両手の動作に意味やストーリー性を加えることもできます。キャラクター性の強調にもぴったりです。

両手で目を覆い光を遮る：Covering eyes with both hands to block out the light

　DALL·Eでは、「強い光が目に差し込んでいる」という前提が視覚的に誇張された演出で表現されています。
　キャラクターは顔をしかめ、まぶしさから逃れるように両手を顔にかぶせており、背景にはスピード線や放射状の光など、アニメ的な表現が加わることで動きと緊迫感が強調されています。
　目を完全に覆っているほか、指の隙間から光を遮るような工夫も見られます。

　Stable Diffusionでは、現実的な室内光や日差しの中で人物が手を使って光を遮ろうとしている様子が描かれています。
　手をおでこにかざして光を防いだり、指を閉じて完全に目を覆ったりと、しぐさには個人差があり、自然なバリエーションが豊富です。
　特に影や逆光の演出が巧みで、「まぶしさ」や「避けたい気持ち」が再現されています。

　この比較から、DALL·Eは「まぶしさのドラマ性」や「視覚的強調」を重視した表現に優れ、インパクトのあるビジュアルに向いています。
　一方、Stable Diffusionは「光と影のリアルな関係性」や「自然な人間の反応」を丁寧に描くことができ、情緒ある描写に適しています。
　演出したい光の強さや感情のトーンに応じて、ツールを選び分けることで表現の幅が広がることでしょう。

両手でひげを撫でる思慮深い男性：A thoughtful man stroking his beard with both hands

　DALL·Eによるイラストでは、「ひげを撫でる」という動作が強調されるよう、人物が顎に集中して両手を添える構図で描かれています。
　特に注目すべきは、登場人物のひげがすべて「あごひげ」であり、しかも長く豊かな毛量で描かれている点です。
　ポーズとしては考え込むような表情と目線が一致しており、思索的な雰囲気を効果的に演出しています。
　イラスト調ならではの輪郭線と陰影のバランスが、説得力あるキャラクター性を生んでいます。

　Stable Diffusionでは、現実に存在しそうな男性モデルたちが落ち着いた雰囲気の中で、長いあごひげを指で撫でる様子がリアルに描かれています。
　多くは髭が立派で、両手で包み込むように撫でる、あるいは片方の手で顎を支えつつ、もう片方で整えるような姿勢が見られます。
　照明や背景も落ち着いたトーンでまとめられており、知的で落ち着きのある「思慮深さ」が静かに表現されています。

　この比較から、DALL·Eは「動作とキャラクター性の演出」に長けており、イラストや漫画調の表現に向いています。
　一方、Stable Diffusionは「質感のある現実的な男性像」を自然に再現できるため、広告・ポートレート・物語性のある写真風イメージに適しています。
　いずれのツールも“長く立派なあごひげ”を生成する傾向にある点をふまえ、意図に応じた調整が求められそうです。

両手で顔を洗っている男性：A man washing his face with both hands

　DALL·Eでは、水しぶきを大きく上げながら両手で顔をこするように洗っている様子が、コミカルかつダイナミックに描かれています。
　手は顔全体を包み込むように配置され、水が左右に飛び散る演出が加えられている点が特徴です。
　また、目を閉じたり、口をややすぼめたりと、顔を洗っているとき特有の「無防備な表情」が再現されており、アニメ調の軽快さと清潔感を両立した構図となっています。

　Stable Diffusionでは、洗顔の動作がよりリアルに、繊細な質感とともに表現されています。
　手は頬に優しく添えられ、水滴や泡の描写も丁寧で、まるで朝の洗面所での一コマを切り取ったような現実味があります。
　中には、洗顔しながら目を閉じて瞑想するような表情や、軽く濡れた髪の質感まで細かく表現されているものもあり、静けさと清涼感が印象的です。

　この比較から、DALL·Eは「動き」や「瞬間の印象」にフォーカスした演出に長けており、視覚的なインパクトを求めるイメージに適しています。
　一方、Stable Diffusionは「現実感」や「質感の描写」に優れ、ナチュラルで落ち着いた表現に向いています。
　用途に応じて、爽快感重視ならDALL·E、生活感や自然さを演出したい場合はStable Diffusionを選ぶと効果的でしょう。

身に着けたアクセサリーを両手で触るプロンプト一覧

両手で首元のネックレスを触っている：Touching a necklace around the neck with both hands

　DALL·Eでは、人物が首元のネックレスに両手を添える様子がシンプルで明快に表現されています。
　キャラクターは可愛らしくデフォルメされており、ネックレスのモチーフや手の動きが分かりやすく、柔らかな表情とともに描かれています。
　中には、ネックレスを見つめたり、うっとりとした表情を浮かべたりするキャラクターも見られ、感情や愛着といったニュアンスも含めて演出されているのが印象的です。

　Stable Diffusionでは、実在感のある女性がエレガントな装いでネックレスに手を添える姿が描かれています。
　ネックレスのデザインや質感も丁寧に表現され、宝石や金属の光沢が再現されています。
　特に、女性がネックレスを見つめたり、手元で軽くつまむような自然なしぐさが含まれており、感情のこもった仕草として表現されています。
　背景やライティングにも高級感があり、ポートレート写真として完成度の高い構図となっています。

　この比較から、DALL·Eは「記号的かつ感情を含んだ構図」に優れており、物語性のあるイラストやシンプルな表現に適しています。
　一方、Stable Diffusionは「現実に即した美しい描写力」に強く、ジュエリー広告やエレガントな雰囲気を必要とするビジュアルに最適です。
　ネックレスの見せ方や人物の感情演出をどう描きたいかによって、ツールを使い分けると効果的と言えるでしょう。

両手で首を温めるマフラーを調整する：Adjusting a scarf around the neck with both hands

　DALL·Eでは、キャラクターが冬の寒さに身を縮めながらマフラーを手で整える様子が、親しみやすいタッチで表現されています。
　首元にぎゅっと巻きつけたマフラーを両手で押さえるような動作や、鼻まで隠れるほど深く巻き付けた描写など、冬らしい情景がコミカルに強調されています。
　背景には雪や冷気を思わせる演出が加わることも多く、温もりと寒さが同時に伝わってくるような印象的な構図となっています。

　Stable Diffusionでは、現実的な冬服を身にまとった女性が、首元のマフラーを両手で軽く整える様子が描かれています。
　マフラーの素材感や柄のディテールまで細かく再現されており、光や陰影によって柔らかく包み込まれるような雰囲気が演出されています。
　背景には雪景色や屋内の暖かい空間などがあり、季節感や温度まで感じさせる世界観が魅力です。

　この比較から、DALL·Eは「季節感と動作の象徴化」に優れており、視覚的にわかりやすく情緒的なシーンを描くのに適しています。
　一方、Stable Diffusionは「素材感・リアルな表情・光の表現」に長けており、実写的な美しさや日常感のある冬の情景を描きたいときに効果的です。
　用途や媒体に応じて、求める演出の方向性を明確にして使い分けると良いでしょう。

両手でベルトを締める動作：Fastening a belt with both hands

　DALL·Eでは、ベルトを両手で引っ張っている動作が誇張された形で描かれています。
　ベルトは極端に長く、穴の位置やバックルの形も現実には見られないデフォルメが多く、まるで漫画のようなエネルギーが込められた構図です。
　特に、身体を反らせて力を入れているポーズや、線の勢いによって「締める動作」の力感が強調されており、シーンとしての迫力が伝わってきます。

　Stable Diffusionでは、ベルト部分をアップにした構図が多く、実際の装着動作が再現されています。
　手がバックルに添えられ、左右からベルトを締めたり、通したりするしぐさが自然で、服のシワや素材の質感まで描かれています。
　腰まわりのカットが多いため、ポーズの意図が明確に伝わりやすく、日常の一場面として違和感のない描写に仕上がっています。

　この比較から、DALL·Eは「動作の誇張」や「演出重視の構図」に長けており、シーンを印象づけたいときに有効です。
　一方、Stable Diffusionは「動作の自然さ」や「リアルな質感」に強く、広告やライフスタイル表現に適しています。
　特定のシチュエーションで使いたい場合には、構図や見せ方の目的を明確にして使い分けるのが効果的でしょう。

両手で帽子を深くかぶる：Pulling a hat down firmly with both hands

　DALL·Eでは、帽子をぐっと深くかぶろうとする動作が誇張されて描かれており、帽子のクラウン（頭頂部）に両手を置いた構図が多く見られます。
　中には額や目元が隠れてしまうほど帽子を押し下げているものもあり、「顔を隠す」「集中している」「気持ちを切り替える」といった心理的演出も感じられる構成です。
　アニメ調・線画調ともに帽子の形状はクラシックな中折れ帽やソフトハット風で、落ち着いた印象に仕上がっています。

　Stable Diffusionでは、つばの広い帽子をかぶった女性が両手でそのつばを押さえるように触れる構図が多く、帽子をしっかり安定させるしぐさとして自然に表現されています。
　特に、帽子のディテール（編み込み、布地、リボンなど）や髪の流れとの組み合わせがリアルで、光の反射や屋外の風景とも調和しています。
　顔立ちや視線が明瞭に見える構図が多く、ファッション撮影のような雰囲気を感じさせます。

　この比較から、DALL·Eは「動作を象徴的に強調する構図」に優れており、印象的なシーンや物語性のある演出に適しています。
　一方、Stable Diffusionは「リアルな質感」や「日常の自然なしぐさ」の表現に秀でており、ファッション系・ライフスタイル系のビジュアルに最適です。
　帽子の種類やポーズの意図によって、どちらを使うかを選ぶことで、目的に沿った最適なイメージを得ることができそうです。

両手で耳にイヤホンを差し込む：Inserting earphones into ears with both hands

　DALL·Eでは、両手を使ってイヤホンを耳に差し込むという動作が、非常にわかりやすく描かれています。
　ケーブルの先端から耳への流れが表現されており、キャラクターの表情にも「音楽を楽しみにしている」「これから集中しようとしている」といったニュアンスが込められています。
　背景はシンプルで、動作と感情の伝達に集中した構図となっており、明快なストーリー性が感じられます。

　Stable Diffusionでは、イヤホンではなくヘッドホンが生成される傾向が高く、特に耳全体を覆う大型タイプが多く見られます。
　両手で耳元を押さえるようにする構図が共通しており、街中や屋外で音楽を聴くシーンとして描かれています。
　ヘッドホンの形状やカラーも統一感があり、人物の表情はやや集中したり、聴覚に意識を向けているような落ち着いた印象です。

　この比較から、DALL·Eは「イヤホンの装着動作を忠実に再現すること」に長けており、シンプルかつ意図が明確なイラストを得たいときに有効です。
　一方、Stable Diffusionは「ヘッドホンによる音楽シーンの演出」や「日常の自然な装着シーン」に優れており、リアルな表現を求める場合に適しています。
　デバイスの種類や使用シーンに応じて、ツールを使い分けることが重要と言えそうです。

両手でネクタイを締める動作：Tightening a tie with both hands

　DALL·Eでは、ネクタイを締めている最中の動作が中心に描かれており、結び目を整える様子や力を込めて引き締める動作などが誇張された演出とともに表現されています。
　キャラクターは表情豊かで、緊張感を持って準備している様子や、心を決める瞬間のような雰囲気が込められており、アニメ的・劇画的な演出に適しています。
　また、ネクタイがやや大きめに描かれることで、動作の意図が明確に伝わる構図となっています。

　Stable Diffusionでは、すでにネクタイを結んだ状態で整える仕草が中心に描かれています。
　手元の動作は控えめで、結び目の高さを確認するように整える、もしくは襟元に手を添えるといった繊細な動きが自然に表現されています。
　男女問わずリアルな人物像が生成されており、制服やスーツといった服装の質感も非常に高く、ビジネスシーンやフォーマルな日常のワンシーンとして違和感のない構成です。

　この比較から、DALL·Eは「動作の最中のドラマチックな表現」に優れており、印象的なポーズや物語性を持たせたい場合に適しています。
　一方、Stable Diffusionは「実際の動作を自然にとらえた構図」が得意で、広告・日常・ポートレートとしても使える表現が魅力です。
　ネクタイを「結ぶ動き」を強調したいのか、「着こなしの仕上げ」として見せたいのかで、使い分けるのが効果的と言えそうです。

両手で蝶ネクタイを整える礼儀正しい紳士：A gentleman neatly adjusting his bow tie with both hands

　DALL·Eでは、蝶ネクタイを両手で丁寧に整えている紳士の姿が、スタイリッシュかつ端正に描かれています。
　蝶ネクタイは形がしっかりと描写されており、手の位置や動きから「仕上げの一手」を意識した構図になっています。
　人物の表情も落ち着きがあり、身だしなみに気を遣う所作やエレガントな佇まいが印象的です。
　スーツの描写も細やかで、礼装としての雰囲気がしっかり伝わってきます。

　Stable Diffusionでは、実写に近いリアルな質感で蝶ネクタイを整える男性が描かれていますが、プロンプト通りに「蝶ネクタイを両手で整える」構図がやや少ない傾向にあります。
　蝶ネクタイの結び目を持つポーズは一部見られるものの、シャツの襟元を触っていたり、すでに整ったネクタイを軽く押さえているだけの構図も含まれています。
　ただし、服の素材感や光の表現は高精度で、上質なフォーマルシーンの雰囲気を醸し出しています。

　この比較から、DALL·Eは「ポーズや身だしなみの演出を明確に表現する」のに長けており、礼儀正しい所作や洗練されたビジュアルを求める際に適しています。
　一方で、Stable Diffusionは「質感や現実感に優れた描写」が可能ですが、指定されたポーズの忠実な再現率にはバラつきがあることがわかります。
　蝶ネクタイの動作そのものを主役にしたい場合はDALL·E、質感と雰囲気を重視したい場合はStable Diffusionが効果的と言えるでしょう。

DALL-Eで画像生成する方法

DALL-Eで画像生成する方法は2つあります。

• ChatGPTで有料課金する
• 無料のMicrosoft Copilotを使用する

使用するまでの手順を下のリンクから確認することができます。

まとめ

いかがでしょうか？
今回は、ChatGPTのDALL·Eを使って“両手で何かをしている動作”を描くためのプロンプト20選をご紹介しました。
今回紹介するプロンプトから次のようなことがわかりました。

• 紹介したプロンプトが、どのような両手のしぐさ・動作を表すのかが分かる
• プロンプト次第で両手の動きを変えることがわかる

両手のしぐさや構図に悩んでいた方も、今回の作例付きプロンプトで再現のコツが掴めたのではないでしょうか。
日本語を使用しましたが英語も併せて紹介しました。
また、参考としてStable Diffusionでも生成してみました。
Stable Diffusionで使用するときの参考にしてみてくださいね。

もっと表現を広げたい方はこちらを参照してください。

以上です！